SXSW のセッションの中でも、見逃してはいけないのがキーノート スピーチだ。過去には Elon Musk (テスラモーターズ CEO)、Mark Zuckerberg (Facebook CEO)、Sean Parker (Facebook 元CEO)、Evan Williams (Twitter 元CEO)、その他多くの影極力のある、日本でも有名なスピーカーが登場している。

Keynote presentation は毎日午後2時~3時で行われている。注目すべき2014年のKeynote Speakersは以下の面々となっている。

2014年も豪華な顔ぶれとなっており、知っている人も多いかもしれないが、彼らを紹介していきたい。

1. Austin Kleon

オースティン クレオンはアメリカの作家である。代表作として「クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST “君がつくるべきもの“をつくれるようになるために」がある。

著書の中で「そもそも何もない状態から生まれるアイデアはない、盗むのに価値のあるものを見つけるのが大切だ」という言葉が特に印象的である。

2. Neil deGrasse Tyson

ニール デグラッセ タイソン は伝説的なアメリカの天体物理学者である。現在は、アメリカ自然歴史博物館・ヘイデンプラネタリウム館長を務めている。2007 年にTimesでは世界でもっとも影極力のある人ベスト100に選ばれており、Twitterのフォロワーは100万人を超える。

代表作として「かくして冥王星は降格された―太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべて」「ブラックホールで死んでみる―タイソン博士の説き語り宇宙論」「宇宙起源をめぐる140億年の旅」がある。

3. Anne Wojcicki

アン ウォジツキは遺伝情報のビックデータを扱う会社 23andMe CEO であり、Sergey Brin (Google 共同創業者) を夫に持つ。

23andMeは今注目のバイオベンチャーであり、各人固有が持つ遺伝子の23組の染色体のビックデータを保有している。そしてそれを消費者に開放し、99ドルという低いコストで知る事ができるという革命的なサービスを生み出した。

SXSWのスピーチでは、DNAは将来プログラム言語の様になるのか、遺伝子学の追求による遺伝子レベルでの個人にあった治療法は現代医学に革命を起こすのか、遺伝子のビックデータが将来地域社会や生活にどのような影響を与えるのか、などの問いに答えてくれるだろう。

4. Adam Savage

アダム サヴェッジは日本でも放送されているテレビ シリーズ「怪しい伝説」の司会者の一人でもあり、エンジニアでもある。さらにこれまでアニメーター、グラフィック デザイナー、建築家、映像疑似、おもちゃデザイナーなどさまざまなクリエイティブな仕事をこなし、モデル メーカーとして「スターウォーズ エピソード2」「マトリックス リローデット」など様々な著名な作品を手掛けてきた。

5. Chelsea Clinton

チェルシー クリントンは第 42 代アメリカ合衆国大統領ビル クリントンとヒラリー クリントンの一人娘である。現在は様々なチャリティーを行うクリントン基金の副会長としても活躍をしている。

LINEで送る