SXSWのTrade Showには、いったいどんな企業が来ているのかをデータで見てみました。

Trade Showは、ウェブサービスやモバイルアプリなどを出展している企業が多いようなイメージがありますが、実際はどうなのでしょう。
上のグラフは、SXSW 2014のTrade ShowのExhibitor (展示者)の一覧から、カテゴリ別に出展企業数を取り出したものです。

これを見ると、やはりソフトウェアやウェブサービス、モバイルなどが多いことが分かりますが、むしろここで注目したいNon-ProfitやGovernment, EducationやSales/Marketing/PRといったカテゴリ、そして Film IndustryやAudio/Music Servicesなどのフィルムやミュージックに関係するカテゴリ、最後にOtherの多さです。

ここでのOtherには、出展企業数が3以下のカテゴリをすべて入れています。この中には、Music Equipment, Film Commission, Animation/Special Effects, Finance/Venture Capital, Graphic Designなどが含まれています。

Trade Showはインタラクティブの開催期間と最も重なっているのもあり、どうしてもテクノロジーのイメージが強いのですが、実際にミュージックやフィルムのバッジを持っていても入場できるように、出展しているのはテクノロジー関係企業だけに留まりません。
特に最終日 (3/12)は、インタラクティブは前日に終了している一方ミュージックが開始するので、がらっと来場者の雰囲気も変わってきます。

Otherの多さからも分かるように、種種雑多な非常に面白い展示会であるのは間違いありません。

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